スタジアムの周りに小雨に負けることなくほぼ満開に咲いていた桜の花びらが、黄色と青赤の入り混じるピッチの上空でひらひらと舞い、それが電灯の光の筋の中に浮かび上がる、そんな瞬間を見ていた。 その時の気分と言ったら、ピッチの中に諦めたらそこで試合終了だよと奮い立たせる何かがあるわけでもなく、何がしたくてそこにいるのか分かるはずもなく、ただ悲しかった。 それでも美しいものは美しい。 こんな試合でも私の中に桜の花とともに記憶に残るのだろう。 まだ、足は動く。まだ、声が出せる。 這い上がるしかないのだ、自分たちの力で。 FC東京 0-2 柏レイソル(日立柏サッカー場) '34 菅沼 実 '49 古賀 正紘 ▼第4節結果(東京公式)
by wabisabi2004
| 2007-04-03 23:23
| 青赤試合
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