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シーズン途中での監督解任に直面して
ガーロ監督の解任は止むを得ないことだ、と思います。

新しい体制は、長らくヘッドコーチを務めていた倉又さんの下、スタッフ陣もこれまでの東京を見て来た人たちで、そこには安心感がある。
だからこれからはきっと上手くいく、と思い込むのではあまりにもお気楽過ぎる。

監督・コーチの手腕で“何か”は変わるっていうのは絶対あるだろう。
でも“全て”が変わるってわけじゃない。
関わる全ての人が変わらなきゃ、変わらない。

ユースチームから監督を奪う形になる。
下部組織は一番はトップのためにあるのかもしれない。けれど両方があって成り立つわけで優劣とかそういう問題じゃない、と考えたいのは…ユースの試合やそこに属する選手たちを見てしまうと、かわいくて仕方が無いものだから。

カップ戦を獲って次はリーグ戦ってなるのは当たり前だ。ただ、その方法が何か性急だったようには思う。
抽象的な言い方で悪いんだけど…東京は東京のやり方で強くなっていくしかないし、理想があってそこには人とお金と…まぁいろいろ付いてきて、“らしさ”を追求しながらっていうのが難しいことでも、挑戦してほしいと思う、東京には。

そこで私たちも考えなきゃならない。
チーム・クラブ、そして選手が考えなきゃならないんだったら、私たちも。
自分さえ望めば東京とずっと一緒にいられるのは私たちだけだってよく言うけれど、だからこそ一番考えなきゃいけなんだと思う。
私たちにも責任があることを。

譲れない何かが無ければダメだ。けれども、受け入れる寛容さも無ければ…
by wabisabi2004 | 2006-08-16 14:19 | 青赤台帳
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