カテゴリ:football( 39 )
世界一のクラブ
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FIFA Club World Cup Japan 2006 Final
Internacional (BRA) 1-0 FC Barcelona (ESP)
/International Stadium Yokohama(YOKOHAMA)
Goals Scored:ADRIANO (BRA) 82'

試合前から彼らが出す声は、どんな大人数がそこにいるかと思うほどスタジアムに響いていた。
そして目の前でゴールが決まり、スペイン語の放送禁止用語を連発していた彼らは泣きながら天に向かって祈りを捧げる。
スタジアムには微妙な空気が流れていた。
ゴールに喜んでいるのは、おらがチームを追い続ける彼らと、その真っ直ぐで無邪気なチームへの愛情に魅了された日本人ぐらい。

観客席から無数のフラッシュが焚かれ、“ファンタジスタ”のフリーキックが最後の見せ場としての役目を終えて、赤を身に纏った彼らは世界一のクラブのサポーター・ファンになった。
誰彼構わず抱き合って喜び合い、物珍しげに見ている日本人には最高の笑顔を返して来る。
スタジアムを後にする彼らは歩きながら高らかに歌い、こちらの「おめでとう」の言葉に握手を求めて来た。

知っている。私は彼らの姿がいつかの自分だったことを。
それは世界一を争うものではなかったけれど…

そして、これから戦い続ける場所は、この場所に繋がっているということを。
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by wabisabi2004 | 2006-12-18 23:42 | football
忘れてはいけないこと
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その国の子供は、歩くことよりも前にまずサッカーボールを蹴ることから覚える、らしい。
そんな国を“本気にさせちゃった”1点も焼け石に水、ってやつであっけなく自分の国のワールドカップは終了した。

手も足も出なくなり、“太っちょ”ロナウドには楽しそうに2ゴールを決められ、ワールドカップの本戦が調整試合と成り下がった証にGKまで代えられる。
試合後はテレビの前で悔しくて屈辱的で…声を出して泣いていた。

「ブラジル人は負けず嫌い、例え遊びのサッカーでも本気度が違う」とJリーグにやって来るブラジル人が口々に言う。母国の誰もが認める英雄が指揮した代表に、その言葉の意味を叩き込んでくれたというわけですね…

気持ち気持ちと言うけれど、それが本気で無ければ意味が無い。
せめてその自分の気持ちを忘れないように覚えておこう、と思います。
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by wabisabi2004 | 2006-06-24 00:28 | football
空気の読めない男
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★日本代表の素顔・DF茂庭照幸(nikkansports.com)
緊迫した状況でもユーモアを忘れない。03年12月7日の東アジア選手権の香港戦。日本が1-0で競り勝ったハードな試合中に、茂庭は宮本にボソッとひとこと言った。サポーターの声援で声はかき消される。
プレーが中断した時に宮本に駆け寄られ「ごめん。さっき何て言ってた?」と尋ねられた。「いやあ、香港のFWのアイツ、臭くないですか?」。
当然、試合中でマークの確認だと思った宮本は拍子抜け。「あっ、そうだな」の生返事の後、自分の位置に戻った。緊迫した状況でも、常に仲間をリラックスさせる方法を考える。
絶対に負けられない戦いがそこにはあるはずなのに、満面の笑みでスタメンの選手に握手を求めて国際映像で誰よりも大写し。
「 ま た こ い つ か 」という宮本の心の声が聞こえてきそうだったクロアチア戦。

大丈夫、これだけ空気の読めない男が日本のチームにはいるんです。
今の日本代表を覆っている「ブラジルなんかに“少なくとも2点差勝利”なんて出来るわけがない」という悲観的予測なんか吹っ飛ばしちゃいますよ。
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by wabisabi2004 | 2006-06-22 01:23 | football
妄想や軽い冗談を現実にする男
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どんなに心から願ってその為の努力を惜しまなかったとしても、4年に1度の大舞台に立てない選手はいくらだっている。
メンバー落選→しかし追加召集→おまけに予選第1戦にして急遽出場→でも試合展開により交代、
といういかにも彼らしくて“笑っちゃう”ここまでの出来事。

それなのに…ピッチに入っていくその後姿がテレビ画面に映し出された時、涙目だった。
らしいです、私。
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by wabisabi2004 | 2006-06-14 00:55 | football
事実は小説より奇なり
★2006FIFAワールドカップ ドイツ 日本代表メンバーに茂庭照幸選手追加招集のお知らせ

こんなエントリーを書いていた私はどうやらネ申 だったようだ…
というわけで、善は急げと気前良くオーセンティックを「2 MONIWA」で予約してきました。
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by wabisabi2004 | 2006-06-01 00:06 | football
どこを経由しようと世界へ。
★2006FIFAワールドカップ ドイツ 日本代表メンバーに 土肥洋一選手選出のお知らせ

別バージョンがあったようだ…

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2006FIFAワールドカップ ドイツ 日本代表メンバーに 土肥洋一選手選出のお知らせ【追加】
[5/20(土)]

※赤字が追加部分となります。
日本サッカー協会より発表になりました2006FIFAワールドカップ ドイツ 日本代表メンバーに、FC東京所属の土肥洋一選手が選出されましたので、コメントと併せて下記のとおり、お知らせいたします。
なお土肥洋一選手は、17日(水)より国内合宿に入り、26日(金)にドイツに向け、出発いたします。

□土肥洋一選手(GK)コメント
『日本代表に選ばれて大変嬉しく思います。今まで支えてくれた家族、チームメイト、スタッフ、そしてファンの皆さんに感謝します。
選ばれたからには日本の代表として、誇りと自信を持って精一杯プレーしたいと思っています。
全ての試合に対し気持ちを込めて戦い、メンバーに選ばれなかった選手の分も頑張りたいと思います。』

なお、本日サポーター投票でFC東京所属の茂庭照幸選手が選出されましたので、コメントと併せて下記のとおり、お知らせいたします。

□茂庭照幸選手(DF)コメント
『サポーター投票により、日本代表に選出されて大変嬉しく思います。
投票という行事には力を発揮出来ずにいましたが、クラブの人気選手のバロメーターでもある特製フィギュア作成も決まり、やっぱおれかなと皆さんに感謝しています。


…とか書いてたらまたちょっと凹んできた。
覚悟はしてたけど、いざ決まってみると私までけっこう落ち込むものなんですね。

明日のことも分からない世界なんだから、4年後のことなんて何の保証もないと思う。
それでも。
「あの時落選したから今の自分があります」なんてカッコよく言ってる姿を今から想像して、これからのプレーを楽しみにしています。

改めて土肥ちゃんおめでとう。そして、加地くんも、おめでとう。
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by wabisabi2004 | 2006-05-24 18:17 | football
風ニモ負ケズ雨ニモ負ケズ
wowowで見たベティスvsセビージャ。
ハーフタイムにベティスのサポーター=BETICO(ベティコ)にとってのベティスとは、というようなミニ番組が流れていた。
おじいちゃんが言うには。
14歳の時からSOCIOだから今年で70年。
また違うおじいちゃんが笑いながら言うことには。
自分はベティコなのに父親がセビリスタだからセビージャの試合ばかりに連れて行かれて、嫌で嫌で泣いてばかりだった。

この日行きつけのペーニャで彼らが見た試合はベティスの負け。 残留争いに足を突っ込んでいるらしい。
それはともかく自分たちの合言葉はこれだ、と誇らしげに言うには。
¡ Viva er beti manque pierda !
(万歳 ベティス!たとえ敗れようとも)

聞き慣れないスペイン語の響きに、見たことのあるその言葉。
その心は。チームが2部に落ちようと3部に落ちようとも、自分は変わらず応援し続けるさ。
そうやって皆さん言いますけどね。
どうしてですか?って聞くと当たり前のように「ずっと応援してるから」とか「それはベティスだから」とか答えるんですよね。
そもそも、それって答えになってないと思うわけですよ。

とか独り言でヘリクツ言ってたら後半が始まっていた。
試合は2-1でホーム・ベティスの勝ち。ダービーに勝ったことで優勝したかのような大騒ぎ。
発煙筒の煙にゲーフラにマフラーが揺れるスタジアム。

ホアキンはユニフォームを脱いでそれを布に見立てて闘牛士の仕草。
このチームの象徴のようなそのホアキンもチームを離れる時が近いかもしれない、という実況アナウンサーの声。
場内に流れる勝利の歌を満面の笑みで口ずさむ人々が、その別れの時に「彼のキャリアの為なら…」と思う人や「裏切り者め!」と思う人に分かれるんだろうか。

それぞれの心の中にある、チームを巡るそれぞれの思い。
そしてどれだけ思いを巡らそうと、すぐに次の試合はやって来る。
走り出して立ち止まることなんて出来ないのがシーズンというものならば…どこまでもいっしょに並走していくしかないわけで。

だから、ピッチの中の選手たちに向けてこう歌ってるような気がする。…なんて自分勝手な解釈。

Walk on through the wind
Walk on through the rain
Though your dreams be tossed and blown.

風の中を行こう
雨の中を行こう
たとえ夢破れようとも
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by wabisabi2004 | 2006-04-06 02:06 | football
“今年”が始まりました
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今年は初蹴りフットサルでサッカーシーズンの幕開け。
自分自身もビックリの2ゴール。某南米の世界一クラブのストライカーの代わりは私なのかもしれない、なんて妄想。

そして今年のサッカー初観戦は高校サッカー選手権・滝川第二vs大津@三ツ沢に始まり、準決勝・決勝と国立に行って来ました。
最終的な結果はさておき、勝者も敗者もどこのどんなチームであれ“自分たちのサッカー”を常に追い求めているのですね。

そんなこんなで過ぎて行く長いようで短いオフシーズン。
不確定要素も多くて、まだ新シーズンへの心構えのようなものがきっちりと出来ていないのが正直なところ。
でもそこで思い出すのが、ヒロミが選手たちに向けて言った「いい選手はどんな監督の下でも力を発揮する」という言葉。
それは自分のような試合を観にスタジアムへ足を運ぶ者にも当てはまる言葉なのかなぁ、なんて。

隣の芝は青く見えるけれど、隣の芝は本当は青くはない。
FC東京だけの「何か」を掴むために。そんなシーズンであってほしいと思っています。
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by wabisabi2004 | 2006-01-10 00:17 | football
一年後の国立で
国立からの帰り道、ガンバのユニフォームを着た人から「おめでとうございます」と声をかけられました。私自身は至って普通の格好でしたが、ジェフサポーターの友人と一緒だったのでその言葉だったのでしょう。
突然のことで、ただ「お疲れ様でした」と返すしかありませんでした。

勝負がついたその後には、同じピッチに残酷なまでにハッキリと勝者と敗者が存在する。
どちらのサポーターでも無い今年は、去年思いもよらなかったそんなことをつくづくと考えていました。

去年を思い返してみると。
私の中では“無欲の勝利”で、タイトルが獲れちゃったよ!という感じでした。
フミタケさんが決勝の試合の前に言っていた「優勝すると、またその同じ経験をしたいと思う気持ちが強くなる」という言葉。そして試合後に言っていた「表彰台の階段を降りて来る時に、もうみんなまたやりたいねって言っていた」という言葉。
私の中ではそれを自分の思いとして強く感じたことは無かった。

それまでは他のチームが1番になる姿とかそのサポーターの喜びを「うらやましいなーいつか東京と私にもああいう時が来るんだろうか」というぐらいで。
でも昨日最終的に強く思ったのは、去年の決勝があったから「悔しい」「どうして自分のチームの為にあのG裏にいないんだろう」っていうことで。
フミタケさんの言葉が、一年後のあの場所でものすごく分かった。

これからも東京とともにいろいろな思いをしていくんだろう。良い事も悪い事も、たくさん。
チームを愛するってことは、この世の地獄も見れば、天国も見るんだろう。
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by wabisabi2004 | 2005-11-06 22:46 | football
俺たちの加地くん
加地くんが「やっぱり地味がいい」というコラムを書いた途端に地味じゃなくなった!!
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by wabisabi2004 | 2005-08-17 22:14 | football