ナビスコ予選第4節・磐田戦
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古巣相手のゴール、という“因縁の事実”なんてすっかり頭に無くて、ただ前半終了間際の先制点を喜んでいた。
最近の戦いぶりからしてそれだけ心の余裕が無かったのか、それとも、ボールを流し込むとこちらに向かって一目散に走ってきて笑顔を見せた彼には、もう既に青赤のユニフォームが馴染んでいるからなのか。

勝利のみが結果とされるこの世界で、そのために新しく戦力となった選手たちとの間にはある種の緊張感がつきまとう。
興味は尽きないけれど少しだけ居心地の悪さを感じて、プレーするその姿を見つめ続ける。
それがいつの頃からか試合という日常に組み込まれ、賞賛も非難でさえもすっかり馴染んでくる。

この日の試合後のお楽しみの時間は、そんな日常に欠かせない男が主役だった。
右手を振り回して握った手を突き上げる仕草はテンポこそ少しずれたものの、すっかり板についたものだった。
それでも弾むように走って引き返していく背中には初々しさ。

過ごした時間が無駄じゃないことだけは、大事にしたいと思う。

FC東京 2-1 ジュビロ磐田(国立競技場)
'44 福西 崇史 '66 ルーカス '85 上田 康太
ナビスコ予選第4節結果(東京公式)
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by wabisabi2004 | 2007-04-12 23:24 | 青赤試合
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