第22節・甲府戦
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FC東京 1-3 ヴァンフォーレ甲府(味の素スタジアム)
'47 ルーカス '23 茂原 岳人 '32 バレー '38 バレー

少し前に見た『GiNGA(ジンガ)』という映画を思い出した。

タイトルにもなっている「GINGA(ジンガ)」とは、ポルトガル語で揺れるという意味で、フットボールにおけるフェイント時の足さばきやカポエイラの基本動作を指すらしい。
大きな意味では、ブラジル人特有のしなやかでリズム感のある身体性から、心の拠り所としての象徴的な言葉として使われているそうで。

試合前のサンバ隊が奏でる音に、ブラジル国旗を持った小さな女の子がそのリズムに合わせて踊っていた。誰に強制されたわけでもない、体から湧き出た自然な動き。
言うなればあれが「GINGA」というものか。

この日の試合は散々たるものだった。
前半で3失点したことで攻めるしか道は残されていなかったけれど、後半の飛ばしっぷりを見て最初からそれをやってろよ、と思うのは素人の浅はかな考えというわけでは無いだろう。

そんな試合でも、この日の右サイド。
大怪我で長期離脱していたことを忘れるほど変わらないプレースタイル。
劣勢の中で精一杯の体のバネを使ってボールを我が物にしようと、パスの出所となる相手に次々と詰め寄り。
試合後のスタンドに渦巻く感情を受け止めようと、真っ直ぐに顔を上げて選手たちの先頭を歩き。

あれが、石川直宏の「GINGA」なのだ。
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by wabisabi2004 | 2006-09-13 23:54 | 青赤試合
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