with hope in your hearts
他サポさんblogですが、いつも楽しみに拝見しているなのはなユナイテッドさんの『他サポさん視点の村井移籍』を読んで、サーバーから消えたNumberの「アマラオは東京をアイシテル。」の一部(移籍騒動の部分)を本誌から転記します。
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(略)しかし、僕からするとFC東京には、優勝を狙うという意欲が見られなかったのです。
実際、ベスト8を目標に掲げていたのですから。もう、タイムリミットが近づいていました。僕の名前は知れ渡ったけれど、タイトルがなければ完璧とは言えません。
そう思っていた2000年の終盤、横浜Mのアルディレス監督から誘われ、あとはサインするだけの状態まで話は進みました。横浜は優勝を狙えるチームでした。最後は優勝したいという思いで、僕の中では移籍を決めていたのです。
 ところが、その直後、僕の人生にとって忘れられない出来事があったのです。

証言③FC東京・飯野一徳通訳
「今でも、あの時のことを思うと、こみ上げるものがあって……。僕はアマラオとサポーターたちの間で、泣いてはいけないと思いながら通訳したのを覚えています」

 ホームの最終戦、ジェフ市原と国立で戦うことになっていました。その前日、僕が泊まっていたホテルに、植田朝日クンたちサポーター数人が話をしたいとやってきたのです。僕を引き止めるために。
2時間、いや3時間近く話したでしょうか。お互いボロボロと涙を流して。泣いているというような生易しいものではなかった。涙が次々にあふれ出てくる、という感じで話し続けたのです。誰もがセンチメンタルになっていて、一人が話しているともう一人が泣いている、その人間が話し出すと今度は別の人間が泣き出すという状態でした。
「もっと若くて安くて技術のある外国人選手は一杯いるんだ。でも、どんなことがあってもアマラオはチームに必要なんだ」
 ピッチの外から言われたことが僕にとってはうれしかったのです。僕自身、自分が抜けてもチームへの影響は少ないだろうと思っていました。でも、それは全く違っていたのです。彼らは一選手の僕に対してでなく、一人の人間としての僕を引き止めてくれた。僕の仕事を、よく理解してくれているのもわかりました。多少のケガでも、自分のためだけではなく、ファンのために戦ってきたつもりです。ピッチ上で精一杯頑張る僕の姿を彼らが認め、涙を流して話してくれた。そこに強く感激したのです。だって、男同士で泣きながら話すことなんて、そうはないでしょう。
 僕の気持ちも伝えました。「引退するまでに優勝したいんだ」と。彼らは「だったらチームに伝えて対応を変えさせてやる」とまで言ってくれたのです。そして「明日の試合で僕たちの気持ちを見せるから楽しみにしていてくれ」と言い残して帰っていきました。
 部屋に戻ると、どうしたらいいのかわからなくなって、その夜は一睡もできませんでした。留まったほうがいいのか、一度は出ると決めたのに何を迷っているのか……。本当に悩み、苦しみました。
 翌日、アップ中から「アマラオ!アマラオ!」と彼らは叫び続けていました。佐藤由紀彦がVゴールを決めても、僕の名前を叫び続けていたのです。試合開始から終了までずっと、僕の名前を叫び続けてくれたのです。
 前日に彼らが見せた気持ちと、試合中に見せた応援の暖かさとを考えました。他のチームに移って優勝できたとしても、果たして本当にうれしいのだろうか……。監督だった大熊(清)さんも一人の友人として「優勝を目指そう」と話してくれました。もし優勝できなくても後悔はしない。そう思った僕は、東京に留まる決意をしたのです。
 横浜のほうが条件は良かったのですが、東京で再びモチベーションを感じられたから。(略)

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私はこの国立での市原戦に行きました。アマラオが移籍するかもしれない、との噂は既に知っていて、G裏で泣きながらアマラオの名前をコールし続けていたのを覚えています。

タイトルはおなじみの「You'll Never Walk Alone」から。
私は他サポとして今回の移籍騒動に関しては何も意見は書きません。ただ、移籍がステップアップだとかその選手にとっての成長とか、そういう視点で言うのは外野。サポーターはなりふり構わず突き進むものだと思っています。
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by wabisabi2004 | 2005-01-08 22:21 | football
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